フランスのパリ

パリは川の両側に発展した都市と聞いたが、それは最近だ。
古代のパリの町はセーヌ川の中州にあるシテ島だけで、町の周りはローマ帝国時代の石壁で囲まれていた。パリの土地に、持続的に人が住み始めたのは、今から5ないし6千年前とか。さらに紀元前3世紀頃には、ケルトの部族が住み着いた。そして紀元前50年頃にはローマによる植民地となった。

885年700隻のバイキング船が多数の小舟を伴ってセーヌ川を遡り、パリを総攻撃する。 石と矢が飛び交う激しい戦闘だったとか。ヨーロッパ各地から救援軍が送られる。 結局はシャルル肥満王の軍隊がデーン人たちと協定を結び、700リーブルの賠償金を支払った。


現在のパリは、セーヌ川中流シテ島を中心に南北両岸に広がる都市、人口は約220万人で、広さは約105平方km(山手線の内側くらいの広さ)。